外壁塗装の膨れの原因|中津川市・恵那市の外壁塗装・屋根塗装工事専門店 ㈲本多塗装店
恵那市・中津川市・瑞浪市・土岐市のみなさん、こんにちは!
外壁塗装をしたのに一部が膨れてしまったらガッカリしますよね😞
原因が分からなければ余計に不安になります。
塗膜の膨れは、塗膜の劣化だけではなく塗装直後にも起こったりします。
1.塗膜の膨れとは?
”塗の膨れ”というのは、外壁塗装によって作られた”塗膜”の表面に気泡(小さくボコボコする)が生じたり、一部が水膨れのように膨れることを言います。
外壁材に塗料の塗膜が上手く密着出来ないと、外壁材と塗膜の間に空気が入り浮き上がってしまうのです。
外壁材自体を守るために、外壁に下塗り・中塗り・上塗りと塗料を塗り重ね塗膜を作ります。
中でも下塗り塗料には、後から塗る上塗り塗料をしっかりと密着させる役割があるので特に大切です。
2.膨れが起こる原因
・外壁や屋根に塗ってある塗装は、毎日浴びている太陽光の紫外線や風雨により少しずつ劣化しています。
塗料の種類にもよりますが、現在最も主流に使われているシリコン塗料でも10~15年程で塗料本来の性能が発揮出来なくなり、外壁や屋根を守っている塗膜は塗装した直後に比べると大きく劣化します。
塗膜が劣化することで、雨水なども徐々に内部へ侵入してきます。その結果、建物内部から湿気が発生し、塗膜が浮き上がってしまう原因となるのです。
・塗装工事を行う前には必ず高圧洗浄し、表面に付着している汚れやゴミなどを落とす必要があります。
もし洗浄をせず塗装を行うと、下地の表面と塗膜の間に汚れやゴミが入り込み、しっかりとした塗装が出来ません。
また、カビや藻が生えている場合、根本から除去しないと塗装後カビが発生し塗膜を持ち上げ浮かせてしまいます。
更に高圧洗浄をした後、水分の乾燥時間を充分に取らなかったり、下塗りが乾く前に中塗りを塗ってしまったりすると、膨れや剥がれが生じます。
外壁塗装では下地処理として高圧洗浄の他に”ケレン作業”をします。
下地の状況で、手作業で行ったり電動工具を使ったりしてケレン作業をします。ケレン作業により古い塗膜や、鉄部のサビを除去し新しい塗膜との密着性を高めます。
・塗料には各塗料メーカーが指定している規定塗布量があり、この塗布量を守ることで下地と下塗り塗料が密着させることが出来ます。
下塗り塗装は、塗装工事の中でも最も重要な工程ですので、規定塗布量を守らず不十分な塗装をしてしまうと塗膜ははがれやすくなります。
また、下地がひどく傷んでいる場合は、下塗りによって下地を強化させる働きもあります。
下地の吸い込み量が多い時、吸い込みを無視して1回塗りで終えてしまうと、その後に続く中塗り・上塗りの塗料も吸い込んでしまい、膨れやはがれの他に、耐久性や美観までもひどい結果になってしまいます。
・外壁材には色々な種類があり、材質によって適した下塗り塗料を選ぶ必要があります。
金属系にはサビ止め、モルタル壁には弾性塗料、チョーキングのひどい外壁には浸透性の高い下塗り塗料などと、それぞれの下地に適した下塗り塗料を使用することで、下塗り・中塗り・上塗りすべての塗料がしっかり密着することが出来、塗料本来の性能を発揮します。
これは、上塗り塗料をいくら良い塗料にしても意味がありません。そもそも下塗り塗料が下地に密着してなければ、その上に塗る塗料は下地と密着することは出来ないのです。
以上、膨れの原因を載せました。
外壁塗装・屋根塗装工事をお考えの方は、中津川市・恵那市の外壁塗装・屋根塗装工事専門店の㈲本多塗装店にお問い合わせください。
今日も最後まで読んでいただきありがとうございました🐸
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